【インプレ】DUNLOP FX 500 をレビュー!すべてのショットが打ちやすい!最もボックスに近いパワー系黄金スペック!

少し前に格上の方と打ってパワー不足を痛感しました。。。ということで、最近はパワー系ラケットを試しています。

これまで試したパワー系は以下の通り。

apullo-tennis.com

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結構前の記事も交じってますが、実は最近改めてEZONEやVCOREも試してみました。売れてるだけあってどちらもパワーがあって使いやすい!

VCOREはスピン過多でボールが失速しないようにラケット先端で捉えたときにパワーが出るよう設計されており、パワーと安定性を兼ね備えています。

EZONEはフラットドライブで捉えたときにボールを潰しやすく、ピュアドラは簡単にえぐいスピードボールが打てます。

そして、以前にはDUNLOP FX 500 TOURも試していました。

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ここで気が付きました。『まだ DUNLOP FX 500 を試してないじゃないか!』ということで、今回は FX 500 を試してみました。

FX 500 TOUR の特徴

まずはメーカーさんの説明から。

ダンロップのパワー系ラケット「FXシリーズ」が第2世代へとバージョンアップ

従来からの強烈な飛びをもっと自在に使いこなすために、パワーアップだけではなく、スイートエリアをよりワイドに拡大。

しかも打球感は一層ソフトに、強打における安定性も格段に向上。

すべてのプレーヤーに、さらなる飛びの快感を。

FXラケットのガチな進化は止まらない。

パワー+柔らかさが特徴の様です。確かに、FX 500 TOUR は柔らかかった!TOURじゃない FX 500 の方はどうなのか気になります!

こちらはウインザーの「根掘り葉掘り」。

一番の特徴は POWER BOOST+ GROOVE によるストリングのたわみのようですね!このシステムにより柔らかさを出しているそうです。

パワフルかつとても柔らかい!

実際にストロークを打ってみると、パワー系とは思えないほどに柔らかい!

シャフトのしなりではなく、ストリング面のたわみによる柔らかさが強く、ストリングがボールを包み込んでくれている感じが分かるほどに柔らかいです。

一般的に柔らかいラケットはパワーが無い場合が多いですが、FX 500 はパワーがありつつ柔らかい!

まるでボックスラケットを使っているような感覚で、でも、ボールはすごい勢いで飛んでいきます。

VCOREやSXのように弾道が勝手に上がってしまうこともなく、振った通りの弾道で飛んでいく印象。

スピン系ラケットだと低い弾道を打とうとすると、ネットを超える前に落ちてしまってネットにかかってしまうこともあるのですが、FX 500 は失速することなくそのまま飛んでくれるので、『ネットにかかる前にネットを超えてくれる』感じで安心して低い弾道で強打できます

これは気持ちいい!

ボレーはパワー系黄金スペックでNo.1の打ちやすさ!

EZONEやVCOREはちょっとボレーが詰まる感じがあってイメージ通りのボレーにならないこともあったのですが、このFX 500は本当にボレーが打ちやすい!

ボールがしっかりと面に乗ってくれるので、方向も深さもとてもコントロールしやすい!

ボレーの打ちやすさはまさにボックスラケットでした。EZONEやVCOREはストロークやサーブはとても良かったのですが、ボレーが『なんか違うんだよなぁ』という感じがぬぐえませんでした。それに対してFX 500はボックスからの乗り換えに全く違和感ないほどボレーが打ちやすい!

ボレーの打ちやすさは譲れない!という方には最高のパワー系黄金ラケットだと思います。もちろん、僕もその中の一人です。

サーブはスピードも回転もえぐい!

サーブも本当にえぐい!

明らかにいつもよりもスピードが増しているうえに、これはすごく驚いたのですが、めちゃくちゃ回転が掛かる!

FXはパワー系というイメージがあったので、回転にはあまり期待していなかったのですが、スライスがめちゃくちゃ切れる!

特にバウンドしてからの伸びと曲がりが凄く、しっかりと構えている相手が空振りしてくれるほど伸びて曲がってくれました

スピンサーブを打っても素晴らしく、しっかりと構えられても面白いようにリターンをふかしてくれます

つまり、多少コースが甘くても球威で相手を押すことができるということ。これは本当にサーブを打つのが楽しくなってしまいます。

レビュー動画

この動画でも言われている通り、『とても楽に飛び、直線的なボールを飛ばしやすい』『スピンは自分が掛けたいだけ掛かる』というとても素直なラケットです。

こちらは試合動画。

自由自在に操れるラケットというコメントがありましたが、今回打ってみて本当にそう感じました。

試合で活きるラケット!

FX 500 はピーキーさは皆無で、VCOREのようにえぐい回転が勝手に掛かるわけでもなく、EZONEやピュアドラのようにえぐいスピードボールが勝手に飛んでいくわけでもなく、正直、他のパワー系黄金スペックと比べると特徴の薄いラケットという印象です。

でも、それがいい!試合にはいろんなシチュエーションがあって、特にダブルスではボレーの打ちやすさが重要になってきます。

どんなショットもそつなくこなせ、しかも追い込まれたときのパワーアシストもすばらしい!『ボックスの打感が好きだけどパワー不足を感じている』という方に最高のラケットだと思います。