【インプレ】YONEX EZONE 100 2022をレビュー!パワー系なのに柔らかい!コントロール性も素晴らしく最高に使いやすい!!

先日のREGNAに続いて今回は YONEX EZONE 100 を試してみました。

EZONEはもう発売からずいぶん経つのにいまだに売れ続けている名作ラケットです。周りでも使っている人がほんとに多いです。

正直いうとYONEXのデザインはあまり好きではないのですが、新色のアクアナイトブラックは最高にかっこいい!!

このカラーが出たことで興味を持った方も多いのではないでしょうか。

EZONE 100 の特徴

まずはウインザーさんの紹介動画から。

一つ目の動画はちょっと長いですが、とても面白いのでぜひ見てみてください。

前作から形状を変えることで、メインストリングスを長くして球持ちを良くしているそうです。更にRA(フレーム硬さ)もすこし柔らかくなっているそうです。

こういう話が聞けるのもYouTubeのいいところですね!

パワー系だけどがっつり打てる

パワー系と言われていますが、実際に打ってみると吹っ飛んでいく感じはなく、自分の力にプラスしてラケットのパワーが乗る感じです。

ですので、パワー系にありがちな暴発が無い!更にボールスピードはいつもより出ていました。

飛距離も高さもコントロールしやすく、それでいてスピードが出るという感じで最高です!

また、相手に攻め込まれている状況では当てるだけで深いボールが返ってくれるので、格上相手と戦う場合には最高に心強い相棒になってくれます。

実際に使ってみると売れまくっている理由が良く分かりました。

コントロール性もすごく高い

RA(フレームの硬さ)は前作よりも柔らかくなったとのことですが、しなりは全く感じません。

そのおかげか、コントロールがしやすく、特にダウンザラインのコントロールがしやすかった。

打ち込むダウンザラインもストレートのスライスロブも狙ったところにピンポイントで飛んでくれます。EZONEはパワー系ラケットと言われていますが、コントロール性も最高でした。

しなりは感じないと言いましたが、面のたわみ(ガットのたわみかも)は大きく、打球感自体はとても柔らかく、ドロップなども打ちやすく感じました。

本当に打球感もコントロール性も最高でした。

ボレー時の面のたわみが心地いい!

ボレーの場合は、叩きつけるような打ち方をした場合にはストローク同様硬く、ゆっくり運ぶようなボレーのときには柔らかくボールをホールドしてくれました。

ホールドしてくれると言ってもしなりがあるわけではなく、先ほども言ったようにボールを面のたわみで包み込んでくれる感じです。そのため、少し振り遅れたような場合にも調整が効くのでコートに収まってくれます。

どちらの打ち方をしてもとても打ちやすく、とても使いやすいラケットでした。

サーブスピードも出やすく回転もかけやすい

サーブは、フラット、スライス、スピンどれもとても打ちやすかったです。

特にフラット系のスライスが最高でした。いつもよりも1stサーブが良く入っていたように思います。

1stでは『フラットをベースに少し横回転をかける』という打ち方をよくするのですが、スピードが出つつ回転も良く掛かるので安心して打つことができました。

更に2ndもいつもと同じ振り方をしてもスピードが出るので2ndでエースを取れたりとサーブもかなりいい感じでした。

レビュー動画

こちらは毎度おなじみラフィノさんのレビュー動画です。

ほんと本村剛一プロすごいですね。

がっつり打ちたい方に最適なラケット

上で紹介した動画で本村プロが『スピードが出るけどしっかり収まる』と言われていますが、本当にその通りだと思いました。

ガッツリとスピードボールを打ちたい人に最適なラケットです。

EZONE 100を使ってみて、もし、もっとスピンが掛かる方がいいなと思った方にはVCOREが超おすすめです。

apullo-tennis.com

apullo-tennis.com

パワー・スピード重視ならEZONE、スピン重視ならVCORE、コントロール重視ならPERCEPTとシリーズ毎に特徴がはっきりしているものいいですね。

とはいっても、EZONEでスピンが掛からないわけでも、コントロール性が悪いわけでもありません。あくまで、『一つ大きな特徴を上げるとしたらパワー・スピード』というだけで、全てが高い次元でまとまっている本当に使いやすいラケットです。