いま最も気になるラケット DUNLOP CXシリーズ 2024年モデルを一気打ちしてみました!
今回はじっくり使えたわけではないので、いつものような詳細なレビューはできませんが、その代わり、DUNLOP SWING LABOというすごいシステムで客観的かつ科学的なデータを得ることができました!
ということで、そのデータを用いて、
- ヘッドスピード
- フラット速度成分(打球方向へのスイング速度)
- スピン速度成分(縦方向へのスイング速度)
シンボックスラケットとは
その前に、まずはこの動画をどうぞ。
ラケットって、こうやって開発されているんですね。この動画をみて、2024年モデルのCXシリーズ を試したくてうずうずしている方も多いのではないでしょうか。
今回は『フレームを硬くし、ラケットが内側に縮む方向には柔らかさを出すことにより、パワーは担保しながら柔らかいフィーリングを出している』とのことです。これは他社には無い設計思想ですね。
次にTENNITubeさんの動画です。
こちらの解説も熱いですね。キーワードは面内剛性です。この面内剛性により、フレームを硬くしてもやら若さが出るんだそうです。
CXシリーズ 2024年モデルのスペック
CX 2024年モデルのスペック一覧です。上でご紹介したTENNITubeさんの動画から拝借しました。
注目はCX200 OSです!21.5mmという薄いフレームに105インチという大きなフェース!こんなラケット他のメーカーにはないですからね!
CXシリーズ 各モデルのスイングデータ
CX200、CX200 LS、CX200 OS、CX400 TOUR、 CX400 を実際に打ってみて、DUNLOP SWING LABOで測定してもらいました。
表は が多いほどスイングスピードが速かったことを表しています。あくまで僕の結果ですので参考程度に見てほしいのですが、全体的な傾向は分かると思います。
ラケット | ヘッドスピード | フラット速度成分 | スピン速度成分 |
---|---|---|---|
CX200 | |||
CX200 LS | |||
CX200 OS | |||
CX400 TOUR | |||
CX400 |
これは実際のボール速度やスピン量を表しているのではないことに注意してください。あくまで、打球方向もしくは縦方向へのスイング速度(スイングのしやすさと言った方がいいかな)です。
この結果から、
- スイングスピードはCX400シリーズが速く、打球方向に振りやすい
- スピンはCX200シリーズの方が掛けやすい
ということが分かります。CX400シリーズはパワー、CX200は柔らかさ(ホールド性)を重視しているので、それがスイングのしやすさに表れているのだと思います。
つまり、
- ボールスピードを重視するならCX400
- スピンを重視するならCX200 LS
- トータルバランス重視するならCX200
ということになりそうです。
そして僕的に一番気に入ったのがCX200 OSです。
スイング速度のは振るわなかったもの、ボールのホールドが良く打球感が最高でしたし、ボールの引っ掛かりも良くスピンは一番かかっていたように感じました。また、105インチというフェースサイズは特にボレーで安心感がありますね。
この辺りは、コートでじっくり使ってみないと分からないので、機会があれば実際のコートでの使用感をレビューしたいと思います。
レビュー動画
いくつかレビュー動画をご紹介します。どの動画でも触れられているのは『飛びが良くなって、柔らかくなった』という点ですね。
『これ売れるぞ!』『スピードも出るしコントロール性能が上がったまま』など大絶賛ですね。
鈴木貴男さんも『すごいね!これ わぉ! すごいこれ!』と絶賛です。その他のプロも『すごい!』と大絶賛!
『ボックスラケットのハードルが少し下がったようなイメージ』というコメントがありますが、本当にその通りだと思いました。
パワー&スピンが欲しいボックス好きに最適!
コートでじっくり打てたわけではないのですが、どのラケットもすごく使いやすいと感じました。特にCX200は前作よりもかなり飛びが良くなってかなり使いやすくなった印象です。
その中でもやっぱり注目はCX200 OSです!ぜひ試してみてほしいです。