ミズノがテニスラケットに本気出した!ということでとっても気になる C TOURを試打してみました。
ちょっと前まではミズノのラケットを使ってる人=スクールにだまくらかされて買っちゃったかわいそうな人という印象(失礼!あくまで私感です)でしたが、今回のミズノはちょっと違う。
C TOURの特徴
まずはこの動画をどうぞ。
ボックス17ミリという最近ではめずらしいスペックです。
しなる打球感が大好きな僕にとってはとても魅力的なラケットです。
C TOUR 290を試してみた
C TOURは310、300、290のスペックが用意されています。
えっ!?290???
薄型ボックスで290gという軽量スペックは唯一無二のラケットです。過去には別のメーカーから同じようなスペックのものが出てましたが、完成度が低すぎて超が付く駄作でした。
C TOURはどうなんでしょう?とても興味あります。
まぁ、本当は300を試したかったんですが、たまたま貸し出し中で290を試してみることに。
軽量なのにしなりがすごい!
フレーム形状からもわかる通り、飛びは結構抑え気味です。でも、だからと言って全然飛ばないわけではなく、飛びすぎなくていい感じです。
スピンに関してもすごくいい!
軽量スペックにしては珍しくとてもしなります。そして、そのしなりが適度なスピンをかけてくれる!
無理にスピンをかけようとしなくても、ラケットに任せるとぶるんっとしなってスピンがかかります。これはほんと気持ちいい!!
一気にこのラケットの魅力に憑りつかれました。
そうか!カスタマイズ前提のラケットなのか!
ただ、よく分からないのが290gというスペック。
これだけしなって飛びが抑えられているラケットを使う人というのはある程度自分から打っていける人のはず。そんな人なら300g以上のラケットだって余裕で振れるはず。わざわざ軽量ラケットを使う必要もないはずなんですよね。
何試合もするのが体力的にきつくなって、重いラケットだとだんだんしんどくなった人なんかは軽いラケットを好んで使いますが、このラケットは飛ばないのでそういう用途にも向かないし。
どういう人をターゲットにしているのかよく分からないラケットだなーと思ってたんですが、そうか!これはカスタマイズ前提のラケットなんですね!
290gという軽量であれば、レッドテープなどを使って自分好みにバランスをカスタマイズできます。
もし、310や300を使ってしっくりこなかったら、290をカスタマイズしてみてはどうでしょうか?
しなりが好きな方にはとてもおすすめのラケットです。