前々から思ってたんですが、テニス中継って迫力もスピード感も何もねぇ・・・ それに対して前回ご紹介した動画はどうでしょう?
Rafael Nadal Training 2012 HD (Court Level)
Novak Djokovic Training 2012 HD (Court Level)
迫力もスピード感も段違い!!!
特にRafael Nadal Training 2012 HD (Court Level) なんて、最初から最後まですごい迫力です。それに、この動画の1:30くらいのナダルのスライスサービス、どんだけ曲がんねん!!Novak Djokovic Training 2012 HD (Court Level) の2:50くらいのジョコビッチのサービス、どんだけキックしとんねん!
ハッキリ言って、今までのTV放送とは別次元の感動があります。今までのTV放送だと、このすごさは伝わらない。
TVのテニス中継がつまらない原因
その原因はコートの縦横比と撮影アングルです。
TVでテニスを観ると、横の方が長く見えますよね?でも、実際は縦の方がはるかに長い。TVは以前は3:4、今は16:9が主流なのでそこにあの角度からコート全体を入れようとするとどうしても距離方向(縦方向)を圧縮する必要があるわけです。
そのせいで、本来のスピード感が失われてしまいます。
それに対して、ライブストリーミングサイトは迫力が違います。
これは撮影アングルの違いから来ています。通常のTV放送よりもアングルが低いため、縦方向がそれほど圧縮されず、迫力ある映像が楽しめます。
そして、上でご紹介した動画は、それをはるかに超えるローアングル!それにより、別次元の迫力とスピード感を出しているんです!!!
ボールの軌道もスピードも、その凄さがTV放送なんてはるかに超えて感じられませんか?もう感動です!
テニスはローアングルが最高に面白い!
実は、前々から『テニス中継はローアングル撮影の方が面白いはず!』と思っていました。それがこの動画に出会って、確信に変わりました。
もちろん、コート全体は映らないですし、前後の動きもあまりよく分からないかもしれません。戦術とかを分析したいのなら従来のTV放送スタイルの方がいいかもしれませんが、プロのテニスがどれだけ凄まじいものなのか伝えるには、絶対ローアングル撮影の方がいいはず!
テニスって、プレー人口は多いのに、プロに興味の無い人もかなりいます。プロのすごさや、そのプレーの感動がちゃんと伝わってないんじゃないでしょうか?
テニス協会の方、TV中継に携わっておられる方、そんな方にぜひ新しいテニス中継の形を考えて頂きたいです。
長くなったので続きはこちらで。