【ラケットインプレッション】しなる!打ち込める!スイングが安定する!Wilson BLADE 98 16x19

Wilsonの2013モデルBLADE 98を試打してみました。

BLADE 98にはストリングスパターン16x19のモデルと18x20のモデルがあります。今回試打したのは16x19のモデルです。

※リンク先は2015年モデル

スペック的には重量304g、フェース98と、ここまではほぼ黄金スペックなんですが、フレーム厚が20.6mmと黄金スペックラケットとは一線を画す特徴のあるラケットになっています。

その分、パワーは控えめでコントロール性重視のラケットです。

実際に打ってみると、確かにパワーは控えめ。ラケットのパワーに頼るんじゃなく、自分の力でガンガン打ち込める人にはすごくいいラケットだと思いました。

何がいいかと言うと、さすが20.6mmの薄いフレームです。ガッツリ打った時のしなり、フィーリングは、ボールの質を正確に自分にフィードバックしてくれます。しかも、バランスがいいからなのかスイングがすごく安定します。逆に小手先の操作をしようとするとラケットが言う事を聞いてくれませんでした。。。

すごく素直なラケットで、自分からガッツリ打って行くパワータイプの人にすごく合うと思います。

レビュー動画もありましたのでご紹介しておきます。

そうそう、しなると言えば同じくWilsonのBLX WilsonのPro Staff 6.1 95ですね。

同じメーカーのしなるラケットなんですが、BLADE 98 16x18のしなりはBLX Pro Staff 6.1 95のそれとは別物でした。ProStaffのしなりが自分の意思を正確にボールに伝えてくれるものなのに対して、BLADE 98 16x18のしなりは(上にも書いた様に)自分が打ったボールの質を正確にフィードバックしてくれるものという感じ。

まぁ、あくまで僕の感想ですけどね。