テニスのガット(ストリングス)っていろいろな太さがありますよね。
この太さのことをゲージと呼びます。
実は、このゲージによってガットの性能は大きく変わってきます。
一般的には細いゲージの方が
- 飛びがいい
- 打感がいい
- でも、ちょっと切れやすい
と言われており、太いゲージはこの逆です。
なので、耐久性以外で太ゲージを選ぶ必要はない!というのが、大体の方の認識だと思います。
でも、テニスは素材の進化を受け入れたスポーツ!古い常識にとらわれてはいけない!ということで、この動画をご紹介します。
『太ゲージ=悪いガット』は古い常識!
まずはこちらの動画を見てください。
細いガットの方が良いと言われていたのは、昔のラケットは(今ほど)飛ばなかったため、ストリングにはとにかく飛ばせることが重要だったからです。その時の古い常識が『細いガット=良い、太いガット=悪い』という認識として今も残っているわけです。
でも、今は時代が変わり、ラケットはすごくパワフルになっています。そうすると、太ゲージの『飛ばない』という点は短所ではなくなり、その裏にあった特性が逆に長所になります。そして、その長所がとても魅力的なんです!
太ゲージの魅力
その魅力とは、太ゲージの方が
- ボールが失速しづらくなる
- 打感が柔らかい
- ホールド性が高い
- 飛びをちょうどよく抑えることができる
現代のパワフルなラケットにホールド性の高いガットを張ることで、そのパワーをボールに乗せつつ、飛びをちょうどよく抑えることができます。
更に、ゲージが太いということは、ボールとの接触面積も大きくなるので、やたらとスピンが掛かります。
現にヨーロッパでは太ゲージの方が人気があり、『一番売れているのは1.35mmや1.40mmという極太ゲージで、1.25mmはほぼ売れていない』なんだそうです。
ぜひぜひ極太ゲージも試してみてください。
僕も太ゲージ使ってみました!もう最高です!詳しくはこちらの記事で!