ラケット選びにとても重要なスイングウエイトのお話

今日は少しマニアックだけど、ラケットを買う際には絶対に知っておいてほしい、そんな大切なお話です。

実は、先日レビューしたTOUR BLX95を買っちゃいました!

メーカー発表のスペックは

  • ウェイト:289g
  • バランス:340mm

なんですが、これって、単なる目安で、実際は一本一本違うって知ってました?

そして、ラケット選びに更に重要なのがスイングウェイトです。もちろん、スイングウェイトも一本一本違います。

スイングウェイトとは?

ウェイトやバランスというのは静止時のスペックです。ラケットは実際には振って使うものですから、振った時のスペックが重要なんです。この“振ったときのスペック”を表すのがスイングウェイトです。

いわゆる、慣性モーメントってやつですね。

スイングウェイトはウェイトとバランスから導き出せそうなものなんですが、実はそんなに単純なものじゃないらしいです。

詳しくは、このページを見て下さい。 TENNIS-ONEさんのHP

僕が買ったTOUR BLX95なんですが、スイングウェイトのばらつきが結構大きいみたいです^^;

お店の在庫を測ってもらったところ、スイングウェイト289~320と結構ばらついていました。

スイングウェイトを重くするのは簡単ですが、軽くするのは難しいので、今回はは軽めのものを選びました。

ラケットは、スイングウェイトの測定をしてもらえるお店で買うのがおすすめですよ。

そういえば、Princeのラケットはばらつきが少ないと聞いた事があります。また、ばらつきの少ないラケットと言えば、【ブリヂストン】テニスラケット X BLADE ZERO3.25 MIDが有名ですね。重量誤差±3g以内、バランスのずれは±3mm以内とブリヂストンのこだわりが見られます。

ラケット購入の際にはスイングウェイトのことを思い出してください。特に、同じラケットの二本目を買う際には、今使っているラケットのスイングウェイトを測っておくことをお勧めします。

同じラケットでもスイングウェイトが違いすぎると使用感が全然違うので、『同じの買ったはずなんだけどしっくりこないなぁ』ということになりかねませんから。