テニスをしているとよく言われませんか?『身体の力を抜け』って。本人は力を入れてないつもりでも、はたから見てると『力入ってんなー』という人もいますね。
きれいに脱力できるとスイングが鋭くなってボールの威力が上がります。それに、身体の動き自体も良くなるので、コートカバー力も上がりますし、いいことだらけです。
では、どうやったら力を抜くことができるんでしょう?
実はとても簡単な方法があります。
めいっぱい力むだけ!
『全身に思い切り、入れれるだけ力を入れろ!』
試合中にコーチからこんなこと言われました。よっぽど力入ってガチガチになってたんでしょうね。
後から知ったんですが、これは筋弛緩法と呼ばれる脱力法なんです。
やり方は簡単!
身体のいろんな部分、顔、肩、首、手、腕、腹筋、脚、思いつく限り、とにかくいろんなところに極限まで力をこめて、そして一気に抜く!
イメージとしてはドラゴンボールの悟空です。
スーパーサイヤ人3になるとき、『ヴりゃゃゃゃゃゃっ』って全身に力こめて変身しますよね。
こんな感じで極限まで力をこめて、そして一気に抜きます。それが終わればあなたもスーパーサイヤ人3に変身してるはず!
うまく力が抜けると、全身がじわっと心地よくなっていると思います。脱力するために逆に極限まで力むってなんだかおもしろいですね。
もし、やり方のイメージがつかめない場合はこの動画を見てみてください。
筋弛緩法(僧帽筋)
この方法のいいところは何といっても簡単なところです。とても簡単なので、練習中だけでなく、試合中でもさくっと脱力できます。
自分に使うのはもちろん、パートナーの動きが硬いなぁ・・・なんていうときはパートナーにもやってもらいましょう!