最近、『軽くて柔らかいラケット』というテーマで試打しています。
SRIXON REVO V5.0、Wilson BLX Prostaff 6.1 100に続いて、プリンス EXO3 ハリアーチーム100を試してみました。
ハリアーチームは280gと軽量です。これの300g版(ハリアー)もあります。こちらはいわゆる黄金スペックですね。
今回試打したのは280gのハリアーチームの方です。
安心して打ち込める!
すごくいいです!同じ280gですが、SRIXON REVO V5.0に感じた厚ラケっぽさはみじんも感じさせません。 それにボールのホールド感はSRIXON REVO V3.0以上(!)で、食いつくというかフェースでボールを掴む感覚があります。
スピンもすばらしく、フェースにボールを乗せてスピンを掛ける打ち方でも、ボールをフェースで引っ掛けてスピンを掛ける打ち方でも、どちらでも安心して打ち込めました。
軽くて操作性も良く、打球感はSRIXON REVO V3.0以上、スピードもスピンもGood!と、めちゃくちゃ気に入りました(ちなみに、ボールスピードだけで言うなら、SRIXON REVO V3.0の方が上だと思います)
ただし、一つ注意!!!
どうやら、この打球感やスピード、スピンはEXO3テクノロジーによるところが大きい様です。EXO3テクノロジーというのは、グロメットレスなフレームの事ですね。
プリンスの最近のラケットはフレーム自体にストリングスを通す大きな穴が開いています。これがEXO3テクノロジーです。ストリングスを自由に動かしてあげる事で、スイートエリアを拡大する効果があります。
詳しくはこちらを見てください。
実は、試打の際にミラフィットアクセルを塗って、ストリングスの滑りを良くしていました。上に書いた感想は、この状態で打った時のものです。
ただ、何時間か使っていくうちに“打球感悪い、飛ばない、回転かからない”と明らかに性能が落ちていきました。
ストリングスを見てみると、ミラフィットアクセルの効果が無くなったみたいで、ガリガリ、ギシギシ状態になっていました。これじゃぁ、EXO3テクノロジも活かされませんね。
と言うことは、このラケットを使う時はミラフィットやストリンググライドで滑りを良くしたり、RPMブラストの様に滑りやすいストリングスを使うのが性能をフルに引き出す秘訣なのかもしれません。
今までプリンスのラケットはなんだか合いませんでしたが、これはすごく気に入りました!
動画も見つけたので見てみてください。
このレビューでもべた褒めですね。買っちゃおうかな。