リズムで脳を刺激してテニス上達!

この前の「ためしてガッテン」でとても興味深いことをやってました。

『スーッガァァァー』と言うだけで、ゴルフの飛距離が上がるというものです。

凄いですね。なぜこんなことが起こるのでしょうか?

その秘密は『無』

身体を動かすとき、大脳が司令塔で、実際に身体を動かすのが小脳です。実はこの時、大脳が小脳を邪魔して上達にブレーキをかけてしまう場合があります。

例えば、『勝ちたいなぁ』とか。いわゆる邪念というやつですね。

つまり、この邪念を抑える = 無心になる事が出来れば、上達が加速するというわけです。

その実現手段として、『ためしてガッテン』で紹介されていたのがオノマトペ(擬音語、擬態語)を使うという方法です。先のゴルフの例で言うと、『スーッガァァァー』です。

この時、大脳の前頭前野という部分の活動量が下がり、小脳をフル活用できるということでした。

ちなみに、前頭前野とは考え事をする時に活動する部分です。つまり、この場合は邪念の元ですね。この活動を抑制する事で、いわゆる『無』の状態に近くなるんです。

オノパトペが効果的な理由

なぜ、オノマトペで前頭前野の活動が低下するんでしょうか?

ためしてガッテンでは、『音は耳から入って、大脳を経由せずに小脳に伝わるルートがある』からと言ってました。

多分、それ以外にも『考えには直結せず、イメージに直結する言葉を発する』というのがいいんだと思います。要は、『考える』と言う大脳の働きを強制的に抑えつつ、身体の動作イメージを小脳にインプットしているんでしょう。

そして、この回の放送では、もう一つ重要なことが紹介されていました。

上達とは自動化=無意識化である!

それは、

『上達 = 自動化 = 無意識化』

であるということ。

テニススクールの練習を思い出してください。大体が、フォームの練習だったり、考えて打てと言われたり。これって、脳の仕組みと真逆で邪念を植え付けてるんですね。。。

まとめると、

  • 上達とは、動作の自動化 = 無意識化
  • これを実現する方法の一つが『オノマトペ(擬音語、擬態語)』

ということです。面白いですね。

こんなすごいこと、テニスに応用しないわけにはいきませんね!

テニスへの応用

シャラポワなど打つ時に大きな声を出していますが、もしかしたらこの仕組みをうまく応用しているのかもしれませんね。

更に、こういう脳の仕組みをうまく使って上達したい方には、フィーリングテニスがおすすめです。

フィーリングテニスは脳の仕組みをうまく利用して劇的に上達できてしまう!そんなメソッドです。

脳の仕組みをうまく使って楽しくテニス上達しちゃいましょう!