何回かライブストリーミングで試合観戦をする方法をご紹介してきました。 始まりました!USオープンテニス!! 錦織も2回戦に進出してもう楽しみで楽しみです。 そんな僕はインターネット生中継で試 ...
今まではLiveScoreHunterでの観戦方法のご紹介が主でした。
USオープンをインターネット観戦!もちろん無料で!
実は、USオープンは公式サイトでもライブストリーミングで試合を配信してるんです!!しかも、すごくきれい!!!こんな感じです。
でも、悲しい事に日本からでは観ることが出来ません。。。
これをどうにか日本から観てやろうと言うのが今日のお題です。
ここで注意!
この記事では、ブラウザの設定をいじります。設定をミスるとホームページが見られなくなるかもしれません。内容を良く読んだうえで、あくまで自己責任で試してくださいね。
日本から見れないサイトを見る方法
まず、なぜ日本からは観ることが出来ないのかと言うと、USオープンの公式サイトが、そのユーザがどこの国からアクセスしているのか判別し、サービス対象以外の国からのアクセスなら観れない様にするからです。
では、何で判別しているかというと、IPアドレスと言うインターネット上のアドレスです。つまり、このIPアドレスをアメリカからアクセスしている様に見せかければいいわけです。
こういう時活躍するのはプロキシサーバーですね。
プロキシサーバーのアドレスをGetする
まず、プロキシサーバーのアドレスが必要です。プロキシサーバーのアドレスはこちらからGetできます。
CyberSyndrome : Proxy List / Country Code - 国別プロキシリスト
このページを見ていくと、US アメリカ合衆国という欄がありますよね。その右端の[Proxy]というボタンを押してください。
次の画面で匿名性を選びます。⇒匿名(A)を選んで[プロキシ検索]ボタンを押します。
そうすると、こんな風にプロキシサーバのリストが表示されます。(このリストは1時間ごとに更新されます。必ず、最新のリストを取得してくださいね)
1. 160.79.35.27:80
2. 173-10-134-173-busname-washingtondc.hfc.comcastbusiness.net:8081
3. 206.17.82.114:80
4. ec2-50-17-207-127.compute-1.amazonaws.com:80
5. internal.tango.me:443
6. newtonla.webair.com:8080
このうちどれか一つ選んでください。ここでは、4番を選んだとして説明を続けますね。
プロキシサーバーの設定
次にブラウザにこのプロキシサーバーを設定します。ここではIE8を例に説明しますね。他のバージョンでも操作方法は同じでいけると思います。
IEを立ち上げて、[ツール] - [インターネットオプション]をクリックしてください。もし、ツールメニューが無い場合は、Altキーを押すと出現します。 インターネットオプションダイアログが表示されたら、[接続]タブをクリックします。
そうすると、こんな表示になるので、[LANの設定]ボタンを押します。
ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定ダイアログが表示されたら、下の図のように
◎LANにプロキシサーバーを使用するチェックボックスをON
◎アドレス、ポートにプロキシサーバーの情報を入力
を行ってください。
“アドレス、ポートにプロキシサーバーの情報を入力”と言うのがちょっと難しいので詳しく説明しますね。
今回は、上のプロキシサーバーのうち4番の
4. ec2-50-17-207-127.compute-1.amazonaws.com:80
を選んだんでしたね。
この読み方は、“アドレス:ポート”です。
つまり、上記の例だとec2-50-17-207-127.compute-1.amazonaws.comがアドレス、80がポートです。例えば、“5. internal.tango.me:443”を選んだ場合は、internal.tango.meがアドレスで、443がポートです。
では、この情報をローカルエリアネットワーク(LAN)の設定ダイアログに入力しましょう。
“LANにプロキシサーバーを使用する”チェックボックスをONにすると、“アドレス”と“ポート”の入力ができるようになりますので、“アドレス”にプロキシサーバーのアドレスを、“ポート”にポートを入力します。
今回の場合は、“アドレス”にec2-50-17-207-127.compute-1.amazonaws.comを、“ポート”に80を入力します。
入力が終わったら、[OK]を押してください。インターネットオプションダイアログに戻るので、ここでも[OK]を押してダイアログを閉じます。
これでプロキシサーバーの設定は完了です。
USオープン公式サイトにアクセス
こちらにアクセスしてください。
US Open Live Streaming | Video and Radio | 2012 US Open Official Site - A USTA Event - Official Site by IBM
US OPEN LIVEと書かれているちょっと下に[WATCH NOW]というボタンがありますよね?
このボタンを押すと、別ウインドウが立ち上がってライブ映像を見ることが出来ます。こんな感じ。
試合は、左上のCOURTSで選べます。
LiveScoreHunterよりはるかに綺麗ですよ。
そうそう、もし、ライブ映像の画面が表示されなかったら、ひとつ前の画面に戻って、[WATCH NOW]を押し直してください。それでちゃんと表示される事もあります。
◆◆◆注意 その1◆◆◆
上で“プロキシサーバーのリストから一つ選んでください”と書きました。どれを選べばいいかは試してみるしかありません。
プロキシサーバーによっては、通信速度が遅くて、使い物にならないかもしれません。もしかしたら、すでにそのサーバーはなくなっているかもしれません。なので、試してみて、ダメなら他のプロキシサーバーを試してみるしかないんです。いいサーバーが見つかるまで根気が必要ですよ。
◆◆◆注意 その2◆◆◆
視聴が終わったら、IEのプロキシサーバーの設定(ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定ダイアログで行った設定)を元に戻しましょう。そうしないと、普段のインターネットアクセスが出来なくなるかもしれません。
◆◆◆Tips その1◆◆◆
知ってるとちょっと便利その1
多分、プロキシサーバーの設定を行っても、ちゃんと設定できているか不安ですよね。。。
そんな時役に立つのが診断くんです。
診断くん
ここにアクセスすると、プロキシサーバーの設定がちゃんとできているか確認できます。
診断くんのHPに行くと、こんな感じに表示されます。
この赤丸で囲った2か所が設定したプロキシサーバーと同じになっていればOKです。
違っていたら設定を見直してください。
もし、診断くんにアクセスしても診断君のHPが表示されない場合は、プロキシサーバーの設定が間違っているか、そのプロキシサーバーは死んでいますので、設定の見直し、プロキシサーバーの変更などを行ってください。
◆◆◆Tips その2◆◆◆
知ってるとちょっと便利その2
上では、IEを例に説明しました。
ただ、あなたがIEを普段使いのブラウザとして使っているのであれば、別のブラウザを使う事をお勧めします。
なぜなら、上で書いた通りプロキシサーバーの設定を戻すのを忘れたりしたら、普段のブラウジングも出来なくなるので。別のブラウザを使っておけば、普段のブラウジングには影響ないですからね。
IE以外のブラウザとしては、FirefoxやChromeなどがあります。Lunascapeやfub.netでもいいかもしれません。
ブラウザも用途別(普段使い、USオープン視聴用などなど)に持っておくと便利ですよ。
それぞれのブラウザでのプロキシサーバーの設定方法は、Google先生にでも聞いてください。
例えば、Firefoxのプロキシサーバーの設定方法なら、Googleで『firefox プロキシ 設定方法』と検索してみるとか。
あと、FirefoxやChromeは拡張機能を使うと簡単に設定できるようになるので、これもGoogle先生に聞いてみてくださいね。僕的にはChrome + Quick Proxyがいい感じです。