いまボックス系ラケットを使っているのですが、もう少しパワーが欲しい。ということで、今回はGOSEN AK PROを使ってみました。
以前、AK PROの高耐久版 AK PRO CX をレビューしました。
なぜ今回ノーマルの AK PRO を試したのかというと、AK PRO CX には無い 17ゲージ(1.22mm)があるからです。AK PRO CXは一番細いゲージで17GA(1.24mm)なので、AK PRO の方がちょっと細い。
やっぱり細い方がパワーが出るのと回転が掛かりやすいので、そこを期待して AK PRO 17 をチョイスしてみました。
AK PRO の特徴
WINDSORさんのWebサイトにAK PRO について面白いことが書かれていたので抜粋します。
AKプロCXは分類するとモノフィラメントに入りますが、厳密には海島型というどちらにも属さない構造で作られています。 AKプロは元々テックガット7000EXというネーミングで最もナチュラルガットに近いシンセティックナイロンとして評判でした。 トーナメントプロ選手がほとんどナチュラルガットを使っていた90年代に、アンナクルニコワ氏(ヒンギス氏のダブルスパートナー)が契約なしにこのテックガット7000EXを使用していました。 人気のある選手でしたので、その後ゴーセンと契約を結び頭文字をとってAKプロと名称変更をしたのです。 AKプロCXは、AKプロに耐熱400度(通常耐熱200度)の耐熱糸CXを側糸に使用した商品です。 熱に弱いポリエステルと熱に強いCXを組みわせることで耐久性、テンション維持性を向上させました。 また、パワーを重視した柔らか過ぎないガッチリとした打球感なのでポリエステル好きの方も十分納得できるフィーリングになっています。
https://www.windsorracket.co.jp/blog/blog/b1318/ より
ということで、AK PRO は
- 海島構造という特殊な構造のストリング
- ナチュラルガットに近いナイロンガット
ただ、本当にナチュラルに近いかというと全然そんなことなく全くの別物です。おそらく、この時代のシンセティックナイロンとしてはナチュラルぽかったのかな?
実際のところはモノフィラメントと思っておけばよいと思います。
ちなみに今なら X-ONE Biphase などがナチュラルテイストのシンセティックストリングとして挙げられますね。 apullo-tennis.com
GOSENによる解説動画
こちらはGOSENの方による解説動画です。
ストリングのこういう話が聞けるのは面白いですね。
また、AK PRO CX よりも AK PRO の方が柔らかいみたいです。
弾きもスピンも◎
モノストリングならではの軽快な弾きとそこから生み出されるボールスピード、また、細ゲージによるスピンもとてもいい!
打球感は少し硬めですが、ボックス系の柔らかいラケットにはこれがベストマッチ!
必要な打球情報をくっきりと手に伝えてくれます。
さすがはリピート率No.1です!
柔らかいラケットに最適
このストリングはボックス系の柔らかめラケットにとてもよさそうです。
ボックス系はラウンド系に比べると飛びが弱いので AK PRO のような反発力が高いストリングとの相性が良いと思います。
実際、僕はこの AK PRO を張ってからパワー不足の悩みが解消されました。
リピート確定です!!
ボックス系を使ってパワー不足を感じている方はぜひ試してみてください。