今回は EZONE 100 のちょい重バージョン EZONE 100 Tour をレビューします。
EZONE 100 Tourの特徴
EZONE 100 Tour は EZONE 100を重くして少しトップライトにしたものです。
EZONE 100 が 300g/320mmなのに対して、EZONE 100 Tour は 310g/315mmのスペックです。
305g/315mmのラケットはよく見かけますが、310g/315mmは珍しいですね。
こちらはモデル全体の紹介動画です。
こちらはウインザーの動画です。
この新スペックは注目ですね!
打球感はとても柔らかい!
実際に打ってみると本当に柔らかい!
フレームがしなるというよりはストリングがたわんではじき出す感じ。嫌な振動もなく、腕にも優しい。
一番のライバルであるピュアドラはやっぱりすこし肘にくる感じがありましたが、EZONE 100 TOUR はそんな心配なく使えます。
この柔らかさは最高です!
そして、重いのに取り回しがいい!
310gというのはちょっと重い方ですが、315mmという少しトップライトなバランスのおかげで取り回ししやすく、とても扱いやすいラケットです。
重さを使ったスイングがおすすめ!
ストロークもサーブもですが、自分でガンガン振っていくというよりも、重さを上手く使った打ち方の方が合うように思いました。
なるべく力を抜いて、重さをぶつけていくように打つとボールをグッと掴んでからボンっとすごい威力で打ち出してくれます。
全然力を入れていないのにかなりの球威が出るのでさすがEZONEという感じ。
逆に思い切りスイングしようとすると、抑えが効かず飛びすぎてしまいました。取り回しがいいと言ってもやっぱり310gもあるので、ラケットヘッドがなかなか出てこず、ふかしてしまうこともありました。
もちろん、慣れの問題だとは思うのですが、やっぱり自分でぶんぶん振り回すよりはラケットの重さを使ったスイングの方が相性がよさそうです。
回転もかけやすい!
どちらかというとフラットドライブにマッチしそうなラケットですが、回転もかけようと思えば良く掛かります。
特に回転系サーブが打ちやすいと感じました。
重さもあるのでスイングが暴れることもなく、回転も良く掛かるのでかなり安心して打てます。
フラット系もラケットの重さで威力を出すことができるのでとても楽。
サーブを安定させたい方にもとてもおすすめです。
カスタムフィットも楽しそう!
とても使いやすいラケットなのですが、できればもっと振り回したい。そんなときにはカスタムフィットです!
ラケット購入時にカスタムフィットをお願いすると、+2,000円で重さやバランス、グリップの種類を変更することができます。また、+0.5インチロングにすることもできるので、自分好みにカスタマイズすることができます。
僕なら重さを305gに減らして、もう少し自分の力でスイングしやすくするかな。
こちらはカスタムフィットで自分好みにカスタマイズしたラケットでゲームしてみよう!という動画です。
標準スペック ドンピシャが欲しいからカスタムフィットするという方もいるみたいですね。意外。
それにしてもカスタムフィット楽しそうです!!
レビュー動画
こちらは上で紹介したのと同じ動画のレビューパートです。100 TOURべた褒めですね。
『あんまりスイングスピード上げずに力抜いて打った方がいい球がいく』というコメントがありますが、まさにその通りでした!
飛びすぎず扱いやすいパワーラケット!
全体としてはピーキーさは無くとてもバランスのいいラケットという印象でした。
310gという重さのおかげで、あまり力を入れなくてもいいボールが打てるのは本当に楽。重いから楽というのは新しい感覚です。
さらに、バランス315mmのおかげでとても取り回しがいいし、柔らかく本当に使いやすい!
EZONE 100 を買おうと思っている人にもぜひ一度試してみてほしいです。
EZONE 100 もレビューしていますのでこちらもぜひ読んでみてください。 apullo-tennis.com